AIって結局何なのかよく分からないので、とりあえず100日間勉強してみた Day0


■背景

世間では生成AI熱が高ぶってから久しく、今では何でもかんでも「AI!AI!」という感じですね。でも、「それってただの統計じゃね?」とか、「古の自然言語処理と何が違うの?」と突っ込みたくなる意地悪い自分がチラホラ顔を出す毎日。しかしAI専攻じゃない自分にはいまいち何が行われていて、何がブレイクスルーなのかがよく分からず…

という訳で辛うじて生涯で女の子とお話しした時間よりChatGPTさんとお話した時間が上回ったえいあい経験ゼロおじさんが、100日間勉強してその手の界隈の方と超表面的な概要くらいは話せるようになって、次代を生きる若者達からラップダウンにされないようになるまでを描いた感動の物語である。

■自己紹介


本題の前に自己紹介させてください。

現在30歳前後の男です。
中高生の時にF1にどハマりし、理学と工学の違いもよく分からぬまま「流体力学かっこよ!」の一点のみで大学時代は理論物理学を専攻しました。卒研はテキストでメッシュを切って(For文つおい)当時流行っていたJavaでソルバー、JavaScriptで描画をするCFD(数値流体力学)を作ってました。

それからほげほげしまして、某完成車メーカーでの量産空力の経験を経て、現在は某レースチームで空力開発エンジニア、いわゆるAerodynamicistをしております。

なお、チームの戦績は芳しくなく、社畜と自称してもギリ叩かれないレベルの社畜をしております。

主な勤務状況
勤務時間:8:00〜22:00(休憩1時間含む)
深夜残業:稀に22:00〜5:00
勤務日数:平日5日勤務、土日休み、祝日なし
休日出勤:あり
海外出張:稀に帯同あり

適正睡眠時間:10時間 (※1)
平日睡眠時間:7時間

最低でも7時間は寝ないとモンスターエナジーが4本/日になってしまう体質なので、帰ってからの1時間を何とか勉強に当てていきたいと思います。

■目的


将来的には数値解析結果を踏まえたエアロデバイス(いわゆるウイングやデュフューザーなど)の形状設計提案をしたいです。

例えばプロンプトとして「現在のボディ形状からフロントの圧力場を変えずにCDとCLを5ct下げるには?」という入力をすると、過去の計算結果から寄与度の高いパーツ範囲を提案してくる。今度は「そのパーツをほげほげの設計変数内で目標値を達成できるように作り変えて」と指示すれば点群データを自動生成して計算(LESでもサロゲートでもいい)しておいてくれると最高である。(そこ、浅いとか言わない)

そんなこと業務でやれよと量産設計の皆様は思うかもしれないが、そんな暇もそんな研究を受け入れる雰囲気もないのがレース業界の現実である。そして個人的にもレース開発は楽しいので業務としての研究は極力避けたい。そのくらい楽しいものである。脳汁ドバドバ出して震えながら仕事している。自分で作った子ども達(比喩ですよ?)が国際映像に映り、世界中のファンやメディア、コンペティターがその機能を考察している瞬間は何にも代えがたい快感である。

とは言ってもたかだか100日でそこまでは無理なので、何らかのWebアプリをこの場で公開することをこの企画の目標としたい。


■実施項目

今日思いついたばかりなので全くロードマップを描けていないし、目的も曖昧なのでまずは安心安全・信頼と実績のみんな大好きオライリー出版から一番基礎的っぽい下記の本を学んで概要を理解したいと思う。

アフィリエイトはしてないのでご安心を。
せっかくなのでえいあい経験のないお友達は一緒に勉強していくのも一興では?


■本日の進捗

本当はDay1の予定だったけど、本日はDay0にするので許して…


■参考文献

  1. 毛谷村真木 . “睡眠の質を上げるには? 理想の睡眠時間は? 睡眠研究の世界的権威、筑波大学 柳沢正史さんに聞いた” . HUFFPOST . 2024年 . https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_65eed0b9e4b032e17a82c848


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